何度も禁煙に失敗してしまう人には、病院の禁煙治療をおすすめします。
自分ひとりで行う禁煙よりも達成率が高く、医師によるサポートも受けられるメリットがあります。
そこで、禁煙治療を行うことによって得られる効果についてですが、最大のものとして呼吸器疾患のリスクを下げることができます。
喫煙を続けていると呼吸器全体に大きな負担が掛かってしまい、自然と呼吸器疾患のリスクを抱えてしまうのです。
しかし、たった1年の禁煙に成功するだけでも、呼吸器疾患のリスクは大幅に下がると言われています。
また、禁煙に成功した期間が2年以上に伸びれば、呼吸器疾患だけではなく循環器疾患のリスクを抑えることにも繋がるのです。
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さらに、肺がんの発症に関しても禁煙が2年以上続けば、非喫煙者と大差ない発症率に収まるというデータもあります。
禁煙することは疾患の予防に欠かせませんので、禁煙に失敗しているほど禁煙治療を検討してみると良いでしょう。